下郷町にある、大川(阿賀川)の流れが100万年以上かけて浸食してできた奇岩群。「へつり」は会津方言で「急な崖」を意味する。100mの高さの岩壁に無数の塔状の奇岩が連なり、9本が特に目立つことから「塔」の名がついた。国の天然記念物に指定され、春の新緑、夏の涼、秋の紅葉、冬の雪化粧と四季折々に異なる景観を見せる。1本の吊り橋「藤見橋」で対岸に渡ることができ、橋からは真正面に奇岩群を望む絶景が広がる。阿賀川の清流・紅葉・奇岩が織りなす景色は南会津を代表する名勝のひとつで、大内宿とセットで訪れる観光客が多い。