千葉県山武郡横芝光町中台にある前方後円墳2基で、国史跡「芝山古墳群」の中核をなす。殿塚古墳は全長88メートル・前方部幅58メートル・後円部径58メートルで山武地域最大級、姫塚古墳は全長58.5メートル・前方部幅35メートルの規模を持つ。1956年(昭和31年)、観音教寺と早稲田大学による学術調査が行われ、姫塚古墳では武人・力士・巫女・馬・馬子など多数の人物・動物埴輪が、築造当時に近い配列を保ったまま出土した。みずら髪型や顎鬚をたくわえた男子埴輪、正装の巫女とみられる女子埴輪などは東国の埴輪文化を代表する優品として知られ、2024年(令和6年)8月には出土埴輪一括が国の重要文化財に指定された。