鶴満寺は大阪市北区長柄東に位置する天台真盛宗の寺院である。天台真盛宗は室町時代の僧・真盛上人(1443〜1495)が天台宗の一派として起こした宗派で、念仏と戒律の融合を特色とし、三重・西来寺を総本山とする。寺名「鶴満」は吉祥と長寿を象徴する鶴にちなんでいると考えられ、古来より縁起の良い名として親しまれてきた。長柄東の地は淀川北岸に位置し、江戸時代には大坂北部の農村地帯として発展した。鶴満寺はこの地に根付いた天台真盛宗の道場として、地域住民の信仰を集め念仏の実践と戒律の修行を伝えてきた。明治以降も地域の菩提寺として機能し、現在に至る。