熊谷市上之に鎮座する旧郷社で、もとは久伊豆神社と称していました。室町時代の応永年間(1394〜1428)に忍城主・成田家時が社殿を再建・寄進したと伝えられており、忍城を本拠とした成田氏の崇敬を集めました。天正18年(1590)の忍城落城後も徳川家康から30石の朱印地を安堵され、明治2年(1869)に地名をとって上之村神社と改称されました。境内の末社・大雷神社は約1000年前に兵庫県豊岡市の雷神社より勧請されたとされ、埼玉県で最大の雷電神社として関東一円から電気・雷除けの信仰を集めています。本社本殿と大雷神社本殿(成田長泰奉納の扉を含む)はいずれも埼玉県指定文化財に指定されており、境内の木製両部…