海野宿は慶長6年(1601年)の江戸幕府による北国街道整備に伴い宿場町として発展したとされる。上田と小諸を結ぶ北国街道の要衝として栄え、白壁土蔵造りの商家が建ち並ぶ特徴ある町並みが形成された。参勤交代の大名行列や善光寺・伊勢参りの旅人が行き交う宿場として江戸時代を通じて賑わった。明治以降、近代交通の発達により宿場としての役割は終わったが、伝統的な建造物が良好に保存されていたことから、昭和61年(1986年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。また、真田氏の遠祖・海野氏の発祥地として知られ、日本武尊の白鳥伝説も残る歴史的地域として、多くの歴史ファン・観光客が訪れる信州の代表的な街道景観…