瓜破天神社は大阪市平野区瓜破に鎮座する神社で、菅原道真公を主祭神として祀る。瓜破の地名は、聖徳太子がこの地を訪れた際に瓜を割って農民にふるまったという伝承に由来するとも伝わる。菅原道真は903年(延喜3年)に大宰府で没した後、各地で天神として祀られるようになり、特に学問の神として崇敬を集めた。平野郷は中世に自治都市として栄え、商人・職人が多く居住した地域であり、子弟の教育に熱心な町人たちが学問の神・天神を篤く信仰した背景がある。例年1月の初天神や2月の天神祭では多くの参詣者が訪れ、受験シーズンには合格祈願の絵馬が数多く奉納される。