徳山(周南)に鎮座し、「西国七社明神」の一つに数えられる古社で、応神天皇を主祭神とする。秋季例大祭で奉納される「本山神事」で広く知られる。本山神事は元禄15年(1702年)、徳山藩主毛利元次が五穀豊穣を祈願して本山・地山(爺山)と呼ばれる山車を奉納したことに始まり、三百二十年以上の歴史をもつ。稲の稔ったのちの鳥獣害や災害を防ぎ豊作を祈る神事とされ、釘を用いず葛で組み、松の木を輪切りにした車輪を付けた巨大な山車を境内の坂で曳き上げて一気に突き落とし、その落下の角度でその年の作柄を占う。勇壮な突き落としで知られ、平成22年(2010年)に山口県の無形民俗文化財に指定された。