横手市に位置し、「かまくら」発祥の地として全国的に知られる横手市のシンボルである。横手城は戦国時代に小野寺氏が築城した山城で、江戸時代には久保田藩(秋田藩)の支藩・横手藩の拠点として機能した。現在の天守は昭和40年(1965年)に二の丸跡に建てられた模擬天守で、内部は郷土資料館となっており横手の歴史・文化を紹介している。天守からは横手市街と奥羽山脈の雄大な景観が広がり、秋田を代表する展望スポットとしても人気がある。城跡周辺は桜の名所として整備され、春には満開の桜が城郭を彩る絶景が広がる。毎年2月に行われる「横手のかまくら」は水神様を祀るかまくらが横手市内に多数設置される冬の祭りで、雪国秋田の冬の風物詩として全国的に知られている。横手は歴史・自然・雪国文化が融合した秋田南部を代表する観光都市であり、その中心にそびえる横手城は市民の誇りである。