横瀬町寺坂棚田のほど近くに位置する曹洞宗の古刹で、秩父札所7番。
秩父三十四観音霊場の第7番札所として巡礼者に親しまれている。
寺坂棚田は埼玉県最大の棚田で、のどかな里山風景が広がる。
本堂は江戸時代の建築で、牛伏堂とも呼ばれる独特の伝説を持つ。
境内からは武甲山の雄大な姿が望め、秩父のシンボルと共に参拝できる。
牛伏の伝説は、本尊を運んだ牛がこの地で伏したことに由来する。
春には桜、秋には棚田の稲穂と共に美しい風景を楽しめる。
寺坂棚田では彼岸花の季節に幻想的な光景が広がり、写真家に人気。
秩父巡礼の札所としてお遍路さんが絶えず訪れる信仰の場。
西武秩父線横瀬駅から徒歩約20分で、秩父の里山散策と合わせて楽しめる。
創建は行基菩薩の開基と伝えられ、奈良時代に遡る古刹。
本尊の十一面観世音菩薩は行基の作と伝わる。
牛伏の伝説によれば、本尊を牛に乗せて運んでいたところ、
牛がこの地で動かなくなり、ここに安置することとなった。
秩父三十四観音霊場の第7番札所として、
鎌倉時代から多くの巡礼者を迎えてきた。
中世には秩父の山間農村の信仰の中心として機能した。
江戸時代には秩父巡礼の人気と共に参拝者が増加し、
現在の本堂が建立された。
寺坂棚田は室町時代から開かれたとされ、
山間の貴重な農地として寺院と共に発展してきた。
近年は棚田の景観保全と合わせて、秩父観光の重要スポットとなっている。
秩父巡礼文化の継承と地域…