備前市伊部に鎮座する、備前焼の守り神として窯元・陶工が篤く崇敬する古社。創建は天慶年間(938-947年)と伝わり、もとは宇佐八幡から勧請された。特筆すべきは境内の参道・瓦・狛犬・水盤などあらゆる石造物と陶器が備前焼で造られていることで、備前焼の歴史と技術を一覧できる野外博物館の様相を呈する。陶製の狛犬は備前焼の銘品として有名で、陶板に描かれた参道は独特の景観。毎年10月の例大祭「備前焼まつり」に合わせて窯元祭りが開催され、国内外の備前焼ファンで賑わう。備前焼作家たちが奉納した陶芸作品の数々は見応えがある。