社伝では孝霊天皇9年、初代阿蘇国造の速瓶玉命が両親である健磐龍命と阿蘇都比咩命を祀ったのが創建の起源とされる。古代より阿蘇山の火口をご神体とする火山信仰と融合し、平安期には神階を授けられ、延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に名神大社として記載された。中世には肥後国一宮として広大な社領を有したが、豊臣秀吉の九州平定後に社領を没収され、江戸期には加藤清正・細川氏の寄進を受けて復興した。現在の社殿6棟は天保6年(1835年)から嘉永3年(1850年)にかけて熊本藩が再建したもので、いずれも国の重要文化財に指定されている。明治期に官幣大社に列格。2016年4月の熊本地震で楼門・拝殿が全壊し神殿も損…