681年(白鳳時代)、法道仙人によって開かれたと伝わる古刹。聖徳太子ゆかりの霊場としても知られ、古代より播磨の山中にその信仰の礎が築かれたとされる。平安・鎌倉時代を経て地域の篤い帰依を集め、中世には播磨国内の有力寺院として発展したと考えられる。室町時代には現存する本堂が建立され、その優れた建築的価値から国宝に指定されている。本堂は播磨を代表する中世仏堂建築として高く評価され、堂々たる構えと精緻な木組みが往時の技術水準を今に伝える。近世以降も本尊の十一面千手観世音菩薩への信仰は途絶えることなく、多くの仏像・什器類が重要文化財として保護されている。春季に執り行われる大祭「鬼追い(ほうらい踊り)」は…