弘前市に位置する禅林街の中核をなす曹洞宗の名刹で、津軽家の菩提寺として知られる。津軽藩初代藩主・津軽為信が永禄年間(1558〜1570年)に創建し、歴代津軽藩主の霊廟が境内に建ち並ぶ。「禅林街」とは長勝寺を中心に33の曹洞宗寺院が連なる独特の寺町で、弘前の仏教文化の象徴的景観を形成している。境内には重要文化財の三門・本堂・庫裏・津軽家霊屋などが残り、江戸時代の建築美を今に伝える。特に三門は慶安4年(1651年)建立の重厚な建築で、禅宗様式の粋を示す。春には桜、秋には紅葉が境内を彩り、一年を通じて多くの参拝者が訪れる弘前を代表する寺院である。