久留米市大善寺町に所在する天台宗の寺院で、地名「大善寺」および最寄り駅「JR大善寺駅」の由来となった古刹。縁起によれば白鳳元年(673年)に三池長者師直が法相宗の僧・安泰をして「御廟院高法寺」を開基したのが起源とされ、延暦年中(782〜805年)に天台宗へ転宗。嵯峨天皇の弘仁5年(814年)に「大善寺」と改称されたと伝わる。かつては衆徒45坊・社領3千町を擁する大寺院として筑後三潴庄の宗教・文化の中心を担っていた。隣接する玉垂宮(大善寺玉垂宮)と長年にわたり神仏習合の複合施設として機能してきたが、明治元年(1868年)の神仏分離令により一時廃寺となり、現在の天台宗寺院はその法灯を継ぐもの。境内…