嶽六所神社は大仙市に鎮座する式内社で、六所大神(天神・地祇六柱の総称)を祀る古式ゆかしい神社である。六所信仰は古来より国土の守護と農業の恵みをもたらす神として崇められ、各地に六所神社が建立された。大仙市の嶽という地名に鎮座するこの神社は、山岳信仰とも結びついた地域の重要な聖地である。古代以来の祭祀の形を伝える神社として、地域の歴史文化を考える上で欠かせない存在となっている。境内には古い石灯籠や狛犬が並び、歴史の重みを感じさせる。秋田内陸の農山村地帯において、氏子たちの篤い信仰によって長年守り伝えられてきた。六所神社特有の包括的な神々の加護を求め、農業・家内安全・厄除けなど様々な祈りが捧げられる場所として今も機能している。