富士山須走口登山道の起点に鎮座する浅間神社で、東口本宮冨士浅間神社とも称される。延暦21年(802年)に富士山東麓が噴火した際、須走に斎場を設けて鎮火祈願が行われ、大同2年(807年)に報賽のため社殿が造営されたと伝わる。江戸時代には駿河と甲斐を結ぶ要衝・須走宿とともに栄え、御師が関東一円で富士信仰の布教活動を展開した。宝永大噴火(1707年)後は御師株が整理・統制された。平成25年(2013年)、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」としてユネスコ世界文化遺産に登録される際、構成資産の一つに選定された。