願照寺は大阪市東淀川区淡路に所在する浄土真宗本願寺派の寺院。浄土真宗の開祖・親鸞聖人は、師の法然上人が1207年(承元元年)に流罪に処された「承元の法難」に連座して越後に流され、その苦境の中でも阿弥陀仏の本願を信じ続けた。西本願寺派(本願寺派)は1602年(慶長7年)の東西分立以来、民衆への布教活動を積極的に展開し、報恩講(親鸞聖人の御命日法要)を核とする寺院行事を通じて檀家との結びつきを深めてきた。東淀川区淡路地区は鉄道交通の要所として発展し、商工業者が多く居住する地域柄から当寺も近代化の波の中で地域社会に根ざした活動を続けてきた。