光妙寺は大阪市東成区玉津に位置する浄土真宗本願寺派の寺院で、西本願寺を本山とする。浄土真宗は鎌倉時代の1224年頃に親鸞聖人(1173〜1263)が確立した宗派で、阿弥陀仏の本願力による他力の救いを根本とする。大坂(現大阪)は石山本願寺があった地として浄土真宗と深い縁を持つ。石山合戦(1570〜1580年)で織田信長と本願寺が対峙した歴史が示すように、この地における浄土真宗の信仰は中世から根強く、地域の人々の精神的な拠り所となってきた。光妙寺も地域の菩提寺として、近世以来代々の檀家の法要を執り行い、地域コミュニティを支えてきた。