彦島の総鎮守。社伝によれば平治元年(1159年)10月、彦島開拓の祖とされる河野通次が海中から八幡神を刻んだ銅鏡(懸仏・御正体)を引き上げ、これを祠に祀り豊前の宇佐神宮より八幡大神を勧請したのを創始とする。正平4年(1349年)に現在地へ遷座したと伝える。応神天皇を主神とし、造船・漁業に携わる人々の篤い崇敬を受けたほか、安産の神「子安八幡」としても信仰されてきた。10月の秋の例大祭で行われる八百六十余年の伝統をもつ「サイ上リ神事」は創祀の情景を再現するもので、下関市の無形民俗文化財に指定されている。