「一言の願いも疎かにせず」という霊験で知られる常総市の古社。
一言主大神を祀り、一言の願い事を必ず叶えてくれると古来より信仰される万能の神。
大同4年(809年)に三岐の竹が生じ、筑波山の方角に光が差したという奇瑞が創建の契機。
境内の三岐の竹は現在も大切に保存され、神社のシンボルとなっている。
初詣には約15万人が訪れ、県南地域で最も人気のある初詣スポットの一つ。
拝殿は荘厳な入母屋造で、本殿と共に江戸時代の建築様式を伝える。
境内には樹齢数百年の大木が点在し、静謐な杜が神域の雰囲気を演出する。
秋季例大祭では神輿渡御が行われ、地域を挙げての盛大な祭りとなる。
「一言」にちなんだ御守りや絵馬が人気で、シンプルな願い事を託す参拝者が多い。
つくば市からも近く、筑波山参拝と合わせて訪れる参拝者も多い。
大同4年(809年)、奇瑞が現れたことを契機に一言主大神を祀って創建された。
三岐の竹が地中から生じ、不思議な光が筑波山方面から差し込んだと伝わる。
一言主大神は「葛城の一言主」として古事記・日本書紀にも登場する古い神格。
雄略天皇が葛城山で出会った神として記され、「良きことも悪しきことも一言で言い放つ神」とされる。
中世には常陸国南部の有力神社として武家の崇敬を集めた。
江戸時代には広く庶民の信仰を集め、「一言さま」の愛称で親しまれた。
現在の社殿は江戸時代中期の造営で、地域の歴史を今に伝える。
明治6年(1873年)に村社に列格し、その後郷社に昇格した。
近年は「一つだけ願いを叶えてくれる…