東京都三鷹市に位置する国際基督教大学(ICU)は、1949年の創立以来、新渡戸稲造が生涯追い求めた「国際的なキリスト教精神に基づく高等教育」の理念を体現する大学として知られる。稲造自身はICUの創立前に没しているが、彼が提唱した「太平洋の橋」の精神——日本と世界を繋ぐ人材育成——はまさにICUの建学の精神と重なる。広大なキャンパス内には湯浅八郎記念館などの歴史的建造物もあり、リベラルアーツ教育と国際性を追求するICUは稲造の遺志を最も色濃く継承する機関として評価されている。JR中央線武蔵境駅からバス約10分。