三鷹市上連雀に位置する真言宗智山派の寺院で、江戸時代初期の創建と伝わる。
本尊は不動明王で、厄除け・火防の御利益で地域住民に信仰されてきた。
「連雀」という地名は江戸時代に神田連雀町から移住した商人たちが開拓した地に由来するとされ、当寺もその歴史とともに歩んできた。
境内には弘法大師の石像が安置され、四国八十八ヶ所の御砂を踏んでお遍路と同じ功徳が得られる「砂踏み」が行われる。
三鷹市の開拓の歴史を伝える古文書や石仏が保存されており、地域の歴史資料館的な役割も担う。
毎月28日の不動縁日には参拝者が集まり、江戸時代から続く民間信仰の伝統が今も息づいている。
秋には菊の花が境内を彩り、菊まつりが開催されるなど地域の文化行事の舞台にもなっている。
玉川上水の緑地に隣接した静かな環境の中で、現代においても地域の精神的な支えとして機能している。
三鷹台地の台地上に位置し、晴れた日には富士山が望めるこ…