養老2年(718年)、行基菩薩が諸国巡錫の折に十一面観音を刻んで開創。
平安時代には天台宗の寺院として安房の仏教文化の中心の一つとなった。
治承4年(1180年)、源頼朝が安房に逃れた際にこの寺に参拝したと伝わる。
中世には里見氏をはじめとする安房の武家からの庇護を受けた。
現在の多宝塔は室町時代の建築で、安房地方最古の塔建築。
本堂は桃山時代の再建で、華麗な彫刻が施されている。
江戸時代には朱印地を賜り、安定した寺勢を維持した。
明治の廃仏毀釈の影響は軽微で、文化財が良好に保存された。
昭和に入り本堂・多宝塔・薬師堂が国の重要文化財に指定された。
現在は安房を代表する文化財の宝庫として、研究…