社伝によれば霊亀元年(715年)、第44代元正天皇の御代に佐波川中流域の徳地盆地に鎮座したと伝わる。「出雲種族が佐波川流域へ膨張発展するにあたり、その祖神を鎮祭した」との伝承を持ち、島根・出雲から移住した集団が大国主系の神を奉じたとの理解が広く受け入れられている。天平9年(737年)には聖武天皇より周防国二宮として勅許を受け、延長5年(927年)成立の「延喜式神名帳」に「周防國佐波郡 出雲神社二座」として記載された(二座とは本殿に大己貴命・事代主命の2柱を祀ることを示す)。中世には大内氏の保護下に入り、明応6年(1494年)に大内義興が九州遠征から凱旋した際に周防国内の五社を巡拝した「周防五社…