上宮天満宮は大阪府高槻市天神町に鎮座する、「太宰府天満宮に次ぎ日本で2番目に古い天満宮」と称される古社である。菅原道真(845〜903)が昌泰4年(901年)に太宰府へ左遷される途中、この地に立ち寄り神意を告げたという伝承が創建の起源とされる。「上宮」の名は北野天満宮(創建940年頃)よりも早く創建されたことに由来するとも伝わり、古くから「北山の天神さん」として高槻の人々に親しまれてきた。中世には摂津国嶋上郡の総社的役割を担い、戦国期には三好氏・織田信長らの支配下に置かれながら社格を保った。江戸時代には高槻藩主永井氏の崇敬を受け社殿の修造が行われ、幕末まで摂津国の名社として記録された。現在も学…