つがる市木造亀ヶ岡に位置する縄文時代晩期の大規模遺跡で、日本考古学史上きわめて重要な場所として知られる。19世紀初頭から土器や土偶が出土することが知られており、特に遮光器土偶(しゃこうきどぐう)の主要な出土地として世界的に有名である。遮光器土偶とは目の部分がゴーグルや遮光器のような形状をした独特の土偶で、亀ヶ岡式土器とともに縄文晩期の精神文化を代表する遺物とされる。現在も発掘調査が継続されており、多くの土器・土偶・漆器・装身具などが出土している。出土品の一部は国の重要文化財に指定されており、東京国立博物館をはじめ各地の博物館に収蔵されている。つがる市木造亀ヶ岡縄文館では出土品の展示が行われており、縄文文化の高度な精神性と技術力を間近に感じることができる。