香里顕本教会は顕本法華宗に属する寺院で、日蓮聖人(1222〜1282年)の教えを受け継ぐ。顕本法華宗は日蓮門下の日什(1314〜1392年)が応安4年(1371年)に天台宗から転宗して創立した宗派で、京都・妙満寺を総本山とする。日什は「顕本」すなわち法華経の本門こそが究極の教えと主張し、厳しい他宗批判と強固な宗門意識を特徴とする宗派を形成した。寝屋川市東香里園町は戦後に開発された住宅地域であり、香里顕本教会は近現代に地域住民の信仰の場として設立されたと考えられる。現在も顕本法華宗の一員として唱題・法会を通じた宗教活動を続けている。