春日神社は多摩市連光寺に鎮座する神社で、奈良の春日大社(藤原氏の氏神)を勧請した分社である。祭神は武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神の春日四神で、学問・武芸・縁結びの神として広く信仰される。連光寺の地名は古くから続く字名で、寺社と農村集落が共存してきた地域の歴史を反映している。多摩丘陵の台地上に位置するこの地区は、多摩ニュータウン開発に際しても比較的自然環境が残された地域で、参道周辺には樹木が茂り、往時の里山の面影を伝えている。春日神社は連光寺地区の氏子の信仰を集め、例大祭では地域住民が集う場となっている。