下総国一宮にして全国約400社の香取神社の総本社。
経津主大神を祭神とし、国譲り神話で武甕槌神と共に国土平定に功があった武神を祀る。
鹿島神宮と対をなす関東の守護神として、古来より朝廷・武家の崇敬が極めて篤い。
本殿・楼門は元禄13年(1700年)徳川幕府により造営された重要文化財。
本殿は黒漆塗りの檜皮葺で、桃山様式を伝える華麗な装飾が施されている。
楼門は丹塗りの堂々たる佇まいで、額は東郷平八郎の揮毫による「香取神宮」の文字。
宝物館には国宝「海獣葡萄鏡」をはじめ、多数の刀剣・古文書が収蔵されている。
12年に一度の午年に行われる式年神幸祭は、利根川を渡る壮大な水上祭として有名。
境内の要石は地震を起こす大鯰を押さえているとされ、鹿島神宮の要石と対をなす。
利根川下流域の水郷地帯に鎮座し、佐原の歴史的町並みと合わせて訪れる参拝者が多い。
創建は神武天皇18年と伝えられ、2600年以上の歴史を有するとされる。
祭神の経津主大神は、日本書紀において武甕槌神と共に葦原中国の平定に遣わされた武神。
古代には常陸国の鹿島神宮と並んで東国鎮護の中心的な神社であった。
延喜式では名神大社に列せられ、下総国一宮として国司の崇敬を受けた。
源頼朝をはじめとする武家は鹿島・香取両宮を武運の神として篤く信仰した。
元禄13年(1700年)、五代将軍徳川綱吉の命により現在の本殿・楼門が造営された。
本殿は三間社流造で、極彩色の彫刻と黒漆が桃山文化の華やかさを今に伝える。
明治以降は官幣大社に列格し、国家的な祭祀の場としての格式を保った。
境内には樹齢…