機物神社(はたものじんじゃ)は交野市倉治に鎮座し、機織りの神・棚機姫神(たなばたつめのかみ)を主祭神として祀る。「交野が原(かたのがはら)」は古代より七夕伝説の地として名高く、在原業平ら平安歌人も「天の川」「牽牛・織女」を詠んだ歌を交野に残している。機物神社はその七夕伝説の中核に位置し、毎年7月7日には七夕祭りが盛大に催される。「機物(はたもの)」は機織り機を意味し、技芸・裁縫の上達を祈る参拝者も多い。明治維新後は近代社格制度のもとで整備され、現在は神社本庁に属する。七夕の聖地として全国からの参拝を集め、交野を代表する神社の一社として知られている。