金刀比羅宮(ことひらぐう・こんぴらさん)は香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮を総本社とし、大物主神(おおものぬしのかみ)を主祭神とする。航海・水運・漁業の守護として江戸時代に「こんぴら参り(讃岐参り)」が全国的な民間信仰として定着し、全国から「こんぴら船」で渡海して参拝する「こんぴら参り」が流行した。全国の水辺・港・川沿いに金刀比羅社が勧請され、水に関わる仕事をする人々の守護神として親しまれた。保津川(ほづがわ)は亀岡盆地を源流とし、嵐山(京都市右京区)で「桂川(かつらがわ)」と名前を変える。江戸時代初期(元和年間・1615年頃)から始まった「保津川下り」は、丹波の米・薪炭・材木などを京都へ運ぶ…