伊東市馬場町に鎮座する葛見神社は、樹齢千年を超えるとも伝わる大楠(国指定天然記念物)が境内にそびえる古社である。この大楠は幹周り約二十メートルにも及ぶ巨木で、伊東市の象徴ともいえる存在として多くの人に親しまれている。祭神は大山咋命で、農業・漁業・産業全般の守護神として古くから地域住民の信仰を集めてきた。神社の創建は平安時代以前とも伝わり、伊東の地の歴史と深く結びついている。境内の神聖な雰囲気と巨大な楠の生命力は、訪れる人々に自然の偉大さと歴史の深さを感じさせる。伊東市随一のパワースポットとして、観光客にも広く知られるようになっている。