三輪神社は奈良県桜井市に鎮座する大神(おおみわ)神社を総本社とし、大物主神(大国主神の和魂)を主祭神とする。大神神社は三輪山を御神体とする日本最古の神社の一つとされ、その信仰は全国に広がった。大森西5丁目に鎮座するこの三輪神社は、縁結び・福徳・商売繁盛・医薬の神として地域住民の信仰を集めてきた。大森西は大田区の西部に位置し、昭和期に住宅地として整備された地区である。古来より大物主神は人々の縁を結ぶ神として信仰され、婚礼や縁談の折には特に多くの参拝者が訪れた。現在も大森西の静かな住宅街の中で、地域の産土神として地域住民に親しまれている。