山形城は1357年(正平12年)、斯波兼頼が出羽国に入部し居館を構えたことに始まるとされる。斯波氏はやがて最上氏を名乗り、以後約250年にわたり山形を支配した。戦国時代、最上義光(1546〜1614)は家中の反乱や近隣勢力との抗争を制して最上氏の権勢を確立し、山形城を大規模に拡張・整備した。1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いに際しては、義光は徳川方の東軍に属して上杉景勝の軍と戦い(慶長出羽合戦)、これを撃退。その功により最上氏は最大57万石を領する大大名となった。しかし1622年(元和8年)に最上氏はお家騒動により改易となり、その後は鳥居氏・保科氏・松平氏など複数の藩主が交代した。明治維新後…