等正寺は大阪市東淀川区大桐に所在する真宗大谷派の寺院である。真宗大谷派は浄土真宗の一派で、東本願寺(京都市下京区)を本山とする。1592年(文禄元年)の本願寺東西分立以前は一体であった本願寺教団が、豊臣秀吉の死後に顕如の子・准如(西)と教如(東)に分かれ、江戸幕府は徳川家康のもと東本願寺に寺地を付与して東西両本願寺体制が確立された。大谷派は明治時代以降「真宗大谷派」と称し、独自の宗政機構を持つ。等正寺の寺号「等正」は「等しく正しい覚りへの道」を意味し、あらゆる衆生を分け隔てなく救う阿弥陀仏の本願を体現する名称と解される。大桐の地において地域の菩提寺として代々の信仰を集め、大谷派の法脈を継承して…