長野原町に位置する真言宗の寺院で、浅間山信仰と深く結びついた古刹。
浅間山の噴火鎮静を祈る護摩修法が古くから行われてきた火防の寺。
本尊の大日如来は鎌倉時代の作と伝えられ、力強い造形が印象的。
天明3年(1783年)の浅間山大噴火では鎌原地区が壊滅的被害を受け、犠牲者の菩提を弔った。
境内には天明の大噴火の犠牲者を供養する慰霊碑があり、防災意識を今に伝える。
鎌原観音堂は噴火で埋もれた集落から発掘された観音堂で、寺に関連する重要遺跡。
浅間山を正面に望む境内は、火山と共に生きてきた人々の歴史を体感できる場所。
毎年8月には噴火犠牲者の慰霊法要が行われ、地域住民が集う。
近年は防災学習の場としても注目され、学校の修学旅行コースにも組み込まれている。
火山と人間の関わりの歴史を伝える、群馬ならではの特色ある寺院である。
長楽寺は延喜年間(900年頃)に開創されたと伝わる真言宗の古刹で、浅間山信仰と深く結びついて発展してきた。創建以来、浅間山の噴火鎮静を祈る護摩修法が営まれ、「火防の寺」として地域の信仰を集めてきたとされる。本尊の大日如来は鎌倉時代の作と伝えられ、力強い造形を今日に伝える。天明3年(1783年)、浅間山の大噴火により鎌原地区は壊滅的な被害を受け、多数の犠牲者が出た。当寺はこの災禍において犠牲者の菩提を弔う役割を担い、境内には慰霊碑が建立された。近代以降も毎年8月に噴火犠牲者の慰霊法要が継続されており、地域の防災意識を継承する場となっている。噴火で埋没した鎌原集落跡の発掘調査で知られる鎌原観音堂は…