那須烏山市と茨城県常陸大宮市の県境に鎮座する鷲子山上神社は、天日鷲命を祀る古社で、フクロウの神社として全国的に有名である。標高470メートルの鷲子山の山頂に位置し、参道の石段の中央が県境という珍しい立地である。境内には大フクロウの石像が建てられ、金運と開運のパワースポットとして多くの参拝者が訪れる。創建は大同二年(807年)と伝えられ、鳥にまつわる山岳信仰の聖地として千二百年の歴史を持つ。境内の森にはフクロウが生息し、夜には鳴き声を聞くことができる。県境にまたがる独特の立地と不苦労信仰で知られる、唯一無二の神社である。