太平洋を望む岩礁の上に立つ「神磯の鳥居」で全国的に知られる海の神社。
大己貴命と少彦名命を祀り、医薬・福徳・縁結びの神として信仰される。
神磯の鳥居は荒波が打ち寄せる岩礁に立ち、初日の出スポットとして絶大な人気を誇る。
日の出の瞬間、鳥居の間から昇る太陽の光景は神々しく、毎年多くのカメラマンが集まる。
社殿は元禄3年(1690年)に水戸藩2代藩主徳川光圀の命により再建されたもの。
拝殿の向拝には見事な龍の彫刻が施され、水戸藩の技術の粋が凝縮されている。
対岸のひたちなか市にある酒列磯前神社とは対の関係にあり、二社で一対とされる。
境内からは太平洋の大パノラマが広がり、茨城県を代表する絶景スポットの一つ。
アニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地としても知られ、ファンの聖地巡礼が盛ん。
大洗海岸の潮風を浴びながらの参拝は、心身を浄化する格別な体験となる。
斉衡3年(856年)、大己貴命と少彦名命が大洗の海岸に降臨したことに始まると伝わる。
二柱の神が海中の岩礁に姿を現し、「我は大奈母知・少比古奈命なり」と名乗ったとされる。
この神託を受けて社殿が造営され、常陸国の重要な神社として崇敬を集めた。
延喜式神名帳にも「大洗磯前薬師菩薩明神」として記載される式内社である。
中世には兵乱により社殿が荒廃したが、信仰は途絶えることなく続いた。
元禄3年(1690年)、水戸藩2代藩主徳川光圀(水戸黄門)が社殿を再建した。
光圀は大洗と酒列の両磯前神社の復興に尽力し、現在の社殿の基礎を築いた。
神磯の鳥居は昭和34年(1959年)に建立され、大洗のシンボルとな…