茨城県つくば市小田、宝篋山の麓に広がる平城跡。鎌倉幕府の御家人・八田知家が文治元年(1185年)に常陸国守護に任じられ、この小田の地に居館を構えたのが始まりと伝わる。以後、知家を祖とする小田氏が鎌倉時代から戦国時代まで約400年にわたり居城とした。南北朝期には当主・小田治久が南朝方に属し、北畠親房を迎え入れて常陸南部における南朝方の拠点となった。城跡約21.5ヘクタールは昭和10年(1935年)に国の史跡に指定され、平成28年(2016年)に発掘・整備を経て「小田城跡歴史ひろば」として公開されている。