三重県熊野市木本町の海岸に広がる、波の浸食によって形成された奇岩群の絶景地。国の天然記念物・名勝に指定され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも含まれる。高さ約25mの大洞窟を中心に、変化に富んだ洞窟・岩棚・柱状岩が1kmにわたって続き、その壮観な景色は日本の原風景のひとつとも評される。その名は伝説的な海賊・多娥丸がこの地を根城にしていたとの伝説に由来し、坂上田村麻呂に退治されたという説話が残る。国道42号沿いに位置し、熊野市の観光の中心地として機能しており、熊野灘の荒波と奇岩が織りなす景観は訪れる人々を圧倒する。