創建年代は不詳だが、鎌倉時代には既に御宿の鎮守として存在したとされる。
奈良の春日大社から勧請されたもので、藤原氏ゆかりの神を祀る。
天児屋根命は中臣氏(藤原氏)の祖神で、祝詞の神としても知られる。
中世には御宿を支配した武家からも信仰を受けた。
江戸時代には御宿村の総鎮守として漁民の信仰を集めた。
御宿の漁業の発展と共に海上安全・大漁の祈願所として栄えた。
慶長14年(1609年)のサン・フェリペ号漂着事件は御宿の歴史に刻まれた。
明治以降は村社として地域の信仰を守り続けた。
御宿海岸の観光地化とともに参拝者の層も広がった。
現在も御宿の総鎮守として、漁業者・住民・観光客を迎え続けている。