最勝寺は真宗仏光寺派の寺院である。仏光寺派は浄土真宗の一派で、京都・仏光寺(下京区)を本山とする。仏光寺の起源は鎌倉時代にさかのぼり、親鸞聖人の弟子である了源上人が1390年(明徳元年)頃に現在の地に移転・整備したとされる。中世には本願寺と並ぶ有力教団として京都の民衆に広く支持されていたが、15世紀に本願寺蓮如の布教が盛んになるにつれて信徒の多くが本願寺側に移り、以後は独自の法脈を守りながら比較的小規模な宗派として継承されてきた。豊中市の当寺は仏光寺派の法流を関西に伝える拠点のひとつとして、地域住民の菩提寺の役割を担ってきた。