山号・宝珠山、院号・延命寺玉蔵院。真言宗豊山派に属し、本尊は大日如来坐像。平安時代初期に弘法大師空海の開基と伝わるが詳細は不詳。戦国時代に醍醐寺三宝院の直末寺となり、室町時代中期の学僧・印融(弘法大師の再来とも称された)が中興したとされる。天正19年(1591)に徳川家康から10石の寺領を寄進され、江戸時代には長谷寺(豊山派本山)の末寺として浦和宿の中心的な寺院となった。元禄12年(1699)の火災で伽藍を焼失したが元禄14年(1701)に本堂が再建され、宝永7年(1710)に本尊が完成した。文化財として埼玉県指定の木造地蔵菩薩立像・絹本着色両界曼荼羅(2幅)・玉蔵院文書328通、さいたま市指…