中山神社はかつて「中氷川神社」と称し、武蔵一宮氷川神社(男体社)と氷川女體神社(女体社)のほぼ中間に位置する。この三社は見沼を挟んで直線上に配され、『延喜式神名帳』に記される名神大社「氷川神社」の三体を祀る社として一体的に機能したとする説がある。主祭神は大己貴命(大国主神の別名)で、素盞嗚命・稲田姫命を合わせ祀る。創建は崇神天皇2年(伝承)と伝わるが確証はない。天正19年(1591)、徳川家康から社領15石の朱印状を拝領した。明治40年(1907)、周辺社を合祀した際に中川の「中」と上山口新田の「山」を組み合わせ、中氷川神社から中山神社へ改称した。境内の旧社殿は放射性炭素年代測定で15世紀後半…