櫻宮は大阪市都島区中野町に鎮座する神社で、大川(旧・淀川)沿いの桜の名所として知られる「桜の宮」の地に由来する。大川沿いには江戸時代から桜並木が整備され、春には多くの人々が花見を楽しんだ。社名の「桜」は地名とも深く結びついており、毎年春の例大祭では地域の信仰と桜の景観が融合した独自の祭礼文化が形成されてきた。都島区一帯はかつて大坂の北部郊外にあたり、大川を舟で行き交う人々の信仰を集める水辺の神社として機能してきた歴史がある。明治の神仏分離を経て現在の形に整えられ、神社本庁に所属する氏神として地域住民の崇敬を集めている。