埼玉県和光市白子に所在する天台宗系単立の寺院。正式名称は神瀧山清龍寺不動院、通称「白子不動」「瀧不動」。本尊は不動明王。寺伝によれば天長7年(830年)、第3代天台座主・慈覚大師円仁(794-864)が当地を巡錫した際、湧水から霊気が立ちのぼるのを目の当たりにして寺を創建したと伝わる、平安初期開創の1,200年近い歴史を持つ古刹。江戸時代には隣接する白子熊野神社(白子2-15-50)の別当寺を務め、神仏習合の道場として栄えた。境内には平安時代から続く瀧修行場があり、現在も一般参加可能な「瀧行」を執り行う全国でも稀有な寺院として知られる。最大の見どころは境内の「開運洞窟」——日本で唯一、富士山の溶岩で築かれた人工洞窟で、洞内を巡ると開運・所願成就のご利益があるとされる。毎月28日の不動縁日には護摩焚き・瀧行の体験が行われ、修験道の伝統を今に伝える。東武東上線・東京メトロ和光市駅から徒歩13分…