坂戸市に建つ台湾の道教寺院で、日本最大級の道教建築。
15年の歳月と数十億円を投じて建立された豪華絢爛な宮殿は圧巻。
台湾から運ばれた石材・木材・瓦で建てられ、本場の道教建築を完全再現。
極彩色の龍や鳳凰の彫刻が屋根を飾り、異国情緒あふれる空間が広がる。
天帝を祀る本殿は金箔と朱塗りの豪華な内装で、台湾の廟を彷彿とさせる。
コスプレ撮影やSNS映えスポットとしても人気で、若い世代の来訪者も多い。
毎年旧正月には台湾式の新年祭が盛大に催される。
道教の神々への参拝作法は独特で、線香を持って各殿を順に巡る。
五千頭の龍が描かれた天井画は見上げるだけで息を呑む美しさ。
埼玉の田園風景の中に突如現れる極彩色の宮殿は、訪れる者に強烈な印象を与える。
昭和56年(1981年)、台湾出身の実業家が道教の最高神・三清道祖に
病気平癒を祈願して霊験を得たことから、日本に道教の寺院を建立することを誓願。
平成7年(1995年)に完成した聖天宮は、台湾の一流工匠を招いて本場の技法で建設。
使用された石材は全て台湾産で、木彫・石彫の職人技は本場の廟に匹敵する。
建設費は推定数十億円とも言われ、個人の信仰心が生んだ奇跡の建築。
道教は中国の伝統宗教で、老子の教えを基盤とする。
日本では珍しい本格的な道教建築として建築史的にも貴重な存在。
近年はSNSでの拡散により知名度が急上昇し、
「日本にいながら台湾旅行気分」を味わえるスポットとして人気を博している。…