岐阜県関市にある関善光寺(正式名称:弘誓院)は、長野・善光寺の別院として信濃善光寺と同じ如来様を分祀した「善光寺三院」の一つ。「一生に一度は善光寺詣り」と言われた時代、長野まで行けない人々のために善光寺信仰を広める別院として整備された。本堂内には同一形式の阿弥陀三尊が安置されており、「お戒壇めぐり」(真暗な回廊を歩き極楽浄土を体感する行事)も善光寺と同様に体験できる。関市は日本刀・刃物の産地として知られ、刀匠の里として古くから鍛冶文化が発展した地。寺の周辺には関の刃物に関する博物館・工場見学施設が点在し、刀匠の技を見学できる。毎年4月の大祭には多くの参拝者が訪れ賑わいを見せる。