茨木市北部の竜王山(標高510m)山中に位置する真言宗の山岳霊場。天平年間(729〜749年)の創建と伝わる古刹で、「スカイランド忍頂寺」として知られる展望地の近くに位置し、境内から大阪平野を一望する絶景が広がる。「忍頂(にんちょう)」という寺号には、険しい山道を忍び耐えて頂上へ向かうという霊場巡礼の精神が込められているとも解される。弘法大師信仰と山岳修験の伝統が重なる霊場として、往時より修行者・巡礼者が訪れてきた。摂津国八十八箇所霊場の第63番札所として、大阪府内屈指の山岳巡礼地に数えられる。