真常寺は読谷村に位置する浄土真宗本願寺派の寺院で、「真常」とは仏法における真理の永遠不変を意味する寺号を持つ。読谷村は沖縄本島中部の農村地帯であり、1945年4月の米軍上陸地点(北谷・読谷方面)として沖縄戦最初期の激戦に晒された地域である。戦前から農業共同体の精神的支柱として機能してきた寺院は、戦火によって多くが失われた。読谷村はその後、住民の精力的な復興活動と文化保存の取り組みで知られ、伝統的なウタキ信仰と仏教が共存する地域性の中で本寺も再建された。現在も村民の法要・年中行事を担う寺院として機能している。